土つくりの話

寒波が来ては去る、来るの繰り返しです。凍らないように生の作品を部屋に入れたり、ビニールをかけたり、乾燥で外に出したりとめんどくささが年間で頂点です。
凍るのは再生粘土やつくりかけの粘土も同じなので、寒波が来るとこちらは作業が止まってしまいます。

さて今回はそれでもコツコツと作業している土つくりの実際です。
採取してきた粘土です。

薪ストーブで乾燥させます。

石の鉢に入れ木槌でおおまかにつぶす。

さらに小さめのステンレスボールにいれ木のバットで細かくたたく。

粗めのふるいにかける。

トロブネでかき混ぜこねる。

素焼き鉢に布を敷いて乾燥する。

いい感じになったら粗練りして完成です。
この作業を次々延々繰り返します。根気のいる作業です。
この粘土のストックがたまってきましたが、まだ焼成はテスト段階です。今度の穴窯でいきなり本番デビューですね。